科目情報
| 科目名 |
比較政治論 |
|---|---|
| 講義名 |
比較政治論 |
| 実務経験のある教員による講義 |
-
|
| 学年 |
2年 |
| キャンパス区分 |
北方 |
| 開講学期 |
1学期 |
| 開講時期 |
春期 |
| 曜日・時限 |
金2 |
| 科目種別 |
講義科目 |
| ナンバリング |
- |
| 科目区分 |
- |
| 単位区分 |
- |
| 単位数 |
2 |
| 準備事項 |
|
| 備考 |
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| 科目名 |
比較政治論 |
|---|
| 講義名 |
比較政治論 |
|---|
| 実務経験のある教員による講義 |
|
|---|
| 学年 |
2年 |
|---|
| キャンパス区分 |
北方 |
|---|
| 開講学期 |
1学期 |
|---|
| 開講時期 |
春期 |
|---|
| 曜日・時限 |
金2 |
|---|
| 科目種別 |
講義科目 |
|---|
| ナンバリング |
- |
|---|
| 科目区分 |
- |
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| 単位区分 |
- |
|---|
| 単位数 |
2 |
|---|
| 準備事項 |
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|---|
| 備考 |
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|---|
講義情報
ディプロマポリシー・到達目標
項番 |
内容 |
対象 |
到達目標 |
|---|---|---|---|
|
DP1 |
知識 |
◎ |
比較政治に関する専門的な知識を身につけている。 |
|
DP2 |
技能 |
○ |
各国の政治的特徴とその差異の理解に必要な情報を収集、分析することができる。 |
|
DP3 |
思考・判断・表現力 |
△ |
比較政治の観点から、社会的諸問題について論理的に検討し、自らの意見を表現することができる。 |
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DP4 |
コミュニケーション力 |
- |
- |
|
DP5 |
自律的行動力 |
- |
- |
授業の概要
|
比較政治論とは、世界各国で生じる社会現象を政治学の観点から比較・分析し、それらの現象が起こる要因・メカニズムについての普遍的な理論の構築を目指す学問分野です。なぜある国では民主的な政府が樹立される一方で、他のある国では独裁政権が維持されるのか。なぜある国では多様な民族集団が平和的に共存する一方で、他のある国では民族間での武力紛争が生じるのか。なぜある国は安定した経済成長を遂げる一方で、他のある国は低い経済水準に留まるのか。このような世界各国の社会現象を政治学の観点、例えば政治制度や政党、政治家の行動などから分析し、それらが起こる政治的要因を解明していきます。この授業では比較政治論で議論される幅広いトピックにおける研究の問い、概念、理論、既存研究の回答を学ぶ中で、受講生の皆さんにはご自身の関心のある社会現象を政治学的に分析するための思考を学んでもらえればと思います。 |
教科書
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この授業では指定の教科書は定めません。 |
参考書(図書館蔵書には〇)
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〇 粕谷祐子. 2014.『比較政治学』ミネルヴァ書房. |
授業計画・内容
回数 |
授業計画 |
内容 |
|---|---|---|
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第 1回 |
イントロダクション |
初回の授業では、比較政治論とは何を学ぶ学問かを説明します。世界各国の社会現象を「政治学的に分析する」とは何を意味するのかを考えます。 |
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第 2回 |
比較政治の方法 |
比較政治の研究はどのような方法を用いて行われるのでしょうか。この授業では、比較政治研究が発展してきた経緯を解説しつつ、どのような方法で研究が進められているのかを学びます。 |
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第 3回 |
国家 |
国家は現在、地球上のほぼ全ての領土を覆い、最も主要な政治単位となっています。国家の力が弱すぎると社会秩序が適切に維持されず、強すぎると個人の自由の制約につながります。この授業ではあらゆる社会課題を考える上で前提となる国家について、なぜそれが生まれ、地球規模に広がったのかを考えます。 |
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第 4回 |
ナショナリズム |
ナショナリズムとは国家を構成する人々の間での共同体意識を指し、ときに戦争や既存国家からの分離独立運動、または、移民に対する排外主義などを引き起こす原動力となります。この授業ではナショナリズムがいかにして生まれ、いかなる場合に政治的な原動力を持つのかについて考えます。 |
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第 5回 |
内戦 |
政治とは何らかの対立を抱えるものです。多様な人々が暮らす社会では常にどのような価値に重きを置くかをめぐり意見の対立が生じます。しかし、その対立が平和的な方法では解決されず、より急進的な形、すなわち武力衝突へと発展する場合があります。それは、例えば「多民族な社会であれば紛争が起こる」といった単純なものではありません。この授業では内戦が生じる社会的条件やメカニズムを議論します。 |
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第 6回 |
権威主義 |
権威主義とは非民主的な統治体制を指します。権威主義国家では一見すると絶対的な権力を持つ独裁者が思うがまま統治しているように思えますが、近年の政治学の研究では独裁者もその地位を守るための「政治」にさらされており、その行方が権威主義体制の存続・崩壊につながると考えられています。この授業では、独裁者による統治がどのようなメカニズムで行われているのかを考えます。 |
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第 7回 |
民主化 |
1970年代以降、権威主義から民主主義に移行する国が急増し、それは、19-20世紀の第一の波、第二次世界大戦後の第二の波と合わせて、民主化の「第三の波」と呼ばれます。しかし一方で現在も頑健に権威主義体制を維持する国も一定数残っています。では、民主化に至る国と権威主義を維持する国の違いはどこにあるのでしょうか。この授業では民主化が起こる社会的条件やメカニズムを考察します。 |
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第 8回 |
社会運動 |
抗議デモやストライキなど、一般の市民が社会の変革を目的として行う集合的な行動は、民主主義体制、権威主義体制ともに政治を動かす力となりえます。この「制度外」に政治を動かす社会運動はどのような時に発生し、どのような時により大きな社会変革の力を持つのか。この授業では、社会運動の発生とその目的達成を分ける要因を考察します。 |
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第 9回 |
経済発展 |
安定して経済発展を遂げる国と長く低い経済水準に留まる国があるのはなぜでしょうか。近年、この経済発展を分ける一つの要素として民主主義体制と権威主義体制の違いなどの政治的要因に注目が集まっています。この授業ではどのような政治的条件の下で経済発展が起こりやすいのかを考察します。 |
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第10回 |
分配政治 |
政治家による汚職は政治への信頼を脅かす深刻な問題です。しかしなぜ汚職は可能なのでしょうか。汚職をした政治家が次の選挙で再び当選するのはなぜでしょうか。この授業では「クライエンテリズム」という概念を紹介しながら、なぜ政治的な汚職が広がるのか、どのような社会的条件の下で汚職が広まりやすいのかを考察します。 |
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第11回 |
福祉国家 |
現在、先進国の多くでは年金、医療保険、失業保険などの社会保障に多額の予算が配分されています。これをどう見るかは税金を支払う納税者の立場と社会保障の恩恵を受ける受給者の立場で異なり論争が続いています。しかし、例え高度に経済発展した国の間でも、社会保障の形式や予算配分の度合いには大きな差があります。この授業では、どのような政治的要因が福祉国家のタイプに差異を生み出すのかを考察します。 |
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第12回 |
民族政治 |
世界のほぼ全ての国が複数の民族集団により構成されます。しかし、同じく多民族を抱える国の中でも民族間で平和的に共存する国もあれば、民族間での対立を抱える国もあります。この授業では、民族構成が政治のあり方をいかに規定するかを考察する中で、民族間での平和的な共存を実現する政治的条件を議論します。 |
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第13回 |
ジェンダー |
「男は男らしく、女は女らしく」というジェンダー規範は社会的に作られたものです。このジェンダー規範は、例えば「政治は男がやるもの」という認識を生み出し、政治のあり方を規定します。この授業では、ジェンダーの視点から政治がどのように構造化されているかを考え、それらを是正するための方法を探ります。 |
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第14回 |
ポピュリズム |
現在、ポピュリズムが世界を席巻しています。アメリカのトランプ大統領の誕生、イギリスのEU離脱、また移民・難民への排外主義などが議論される際にポピュリズムがよく結びつけられます。一見するとポピュリストは既得権益化したエリートに対抗して「人民」に寄り添う存在にも見えますが、それの何が問題といえるでしょうか。この授業では、ポピュリズムとは何か、民主主義において何が問題かを議論しながら、ポピュリズムが支持を集める社会的背景を考えます。 |
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第15回 |
まとめ |
本コースで学んだ内容を振り返りながら、比較政治論がどのような問いに答えようとしているのかを考えます。その上で、今後の比較政治論の勉強の進め方について案内します。 |
成績評価の方法
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40%:授業レポート(1000字×2回) |
事前・事後学習の内容
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毎週の授業において課題文献を設けます。毎週の授業後に、講義内容についてより深く理解するために、課題文献を読むようにしてください。 |
履修上の注意
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大学の学びでは自分の頭でしっかりと考えることが重要です。講義をただ受け身になって聞くだけではなく、自分自身で問題意識を持って授業にのぞみ、主体的に学ぶように心がけてください。 |
担当者からの メッセージ
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政治は社会のありとあらゆる要素が複雑に絡み合う中で動くものですが、政治学の各研究はその一側面に絞り焦点を当てているに過ぎません。そのため、「政治」という問題を考えるには、これまでの研究がどのような側面に焦点を当ててきたのかを批判的に学びながら、複雑な政治現象を理解するためにはどのような研究が不足しているかについて自分自身の考えを持つことが大切です。まずは興味を持ったテーマの入門書からで良いので、実際に政治学の文献を手に取り、読み、そこで展開される議論について自分自身の言葉で考え、まとめるという習慣をつけてください。 |
キーワード
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権力、国家、ナショナリズム、民主主義、権威主義、紛争、政治変動、分配 |